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歌がうまくなりたい今日この頃。


by bumblebee221
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「呼吸」のレッスン(・ω・´)

土曜にアレクサンダーテクニークのレッスンに行ってきました♪
月1のまたりペースで通い始めて早半年。
毎回色々収穫があって面白いです^^

…が、なかなか1回ではちゃんと理解できないことも多いし、「できた!」と思っても一晩寝るとあれ、どうだっけ?ってことも…orz

でも、やっぱり回数重ねると少しずつ掘り下げて理解できるようになってきます。

わたしの場合、このレッスンに通ってる目下最大の理由というか、直したいポイントは、呼吸のしかたです。
前にも何度か書いてますが、わたくし、管楽器なんかやってるくせに、高校の頃から自然で楽な呼吸が分からなくなり(笑)いつもなんとなく息苦しい感じがしてました。
最初の頃は病院何件か回って検査してもらったりもしましたが、機能的には異常無しなので、不定愁訴で片付けられてしまってたんですよね。
なので、いつしか細い息で呼吸する事に慣れてしまってたんですが、PCを使った仕事をするようになってからは症状が悪化orz

整体とかも行ってみたりしたけど、まぁ、一時凌ぎで。(←整体師さん自身も言うんだから笑っちゃう。。。)
そんな時に2、3年前でしょうか。笛の先生に教えてもらったのがアレクサンダーテクニークだったのでした。

それで初めて実際にレッスンを受けてみたら、あまりにあっさり体が軽く、呼吸が楽になったので
今までのはなんだったの~~!!と衝撃を受けまして。
でも初回は断片的にしか言われた事が理解できなかったので、またすぐ元の癖に戻ってしまう部分が殆どだったんですが
それでも肩こりのような、力の入れすぎによる痛みは、自分で起こしてるものなので自分で無くすこともできるって分かったし、
その無駄な緊張のなくし方も、薄ぼんやりとは覚えられたので、それからはしばらくは関連書籍でお勉強してました(・ω・*)
レッスンてそれなりにコストもかかるので、二の足を踏んでたんですよね(^^;
でも、自力でも時々は上手くいくこともあるけど、やっぱりなんかよくわかんないんです。。
お料理の味は食べてみないと分からないのと同じく感覚として覚えなきゃいけないものなので。

そんなこんなでレッスンに通い始めたのが昨年夏。
最初はとにかく力を抜いてごろっと横になってる間に(※テーブルワークっていいます。)先生のハンズオンでするすると無駄な緊張が解けていくのを
おぉ~すご~~い!と思ってただけで、自力ではできる気がしなかったけどw
最近は少しずつですが、ひとつひとつの緊張をフォーカスしてとらえられるようになってきて、「こいつを逃がしてやればいいのねん(・ω・´)」と気付いて逃がせるようになってきました。

で、今回、特に呼吸に影響していた所が3箇所みつかりました!

1つは膝。
普段とっても内側に巻き込む力が入っていて、テーブルワークの時に先生がそれをよいしょっと外側に回したら、
途端に脚~足がゆるんで長くなった感じがして、同時に腰の周りの緊張も取れて息がするっと入ってきたのでした。
たしかに本に「腰~脚は筋肉で繋がってる」って書いてあったけど、それを身をもって実感した瞬間でしたわ~

もう1つは肩甲骨の内側。
これもテーブルワークの時に、「ココがもっと沈んでこれるとだいぶ呼吸が変わるかも…」と先生が示したところなんですが、ちょっと難しかったけど緩めることができました!
た、たしかに…(・ω・;)
ここを固めていると肋骨が前に突き出されてしまう感じがします。
そうすると、息を吐くときに横隔膜がスムーズに上に動けないので吐き切れない。。
前にも書きましたが、息が苦しい、ちゃんと吸えないというのは、要はきちんと吐けてないということらしいです。
息は吸うものじゃなくて、吐き出すのが上手にできれば勝手に流れ込んでくるものなんだとか。

3点目は骨盤!
座るときは、坐骨に体重が乗るので股関節は何にも妨げられず自由に動ける…っていう話は本でも読んでてさすがに覚えてきてましたが
今回は更に、その股関節が嵌っている骨盤も左右に広がれる、ということを教えてもらいました!
緩められると分かったところは自力で緩められるようにはなってきたので、骨盤も左右に…と広げてみると、
なるほど確かに。腹が据わった感じです。

その辺がわかったところでチェアワークなどをやり(立ったり座ったりという動作をするときの体全体のバランスを上手に取る練習)
最後に楽器を持って演奏時の主に呼吸についてのワーク。ひたすらロングトーン。。
息を吐くときに、どうしても肩甲骨の内側に力を入れて肋骨を固めてしまう癖が出て失敗orzというのが続いたけど
先生に首をぐいっと引き上げてもらいながらそのへんを緩めて、息を吐いていくと、
吐くにしたがって頭は上に、それに引っ張られて背骨が伸び、さらにそれと拮抗するようにかかとに向かう力が生じて(ここでお尻が出て腰が反ってるとこれがうまくいかないんだけど)
体が上下に伸びきり、息も吐ききります。
すると頭が投げ出されるように軽くなり、顎が楽に開いてまた空気が勝手に入ってきます。

おもしろーーーーい!!

毎回レッスンの時、呼吸はもちろんメインで見てもらうんですが、今回は特にすっきりとそのシステムが理解できたので、書いておくことにしました(・ω・*)

ちなみにレッスン後、カラオケにこもって2月のライヴ向けに1人リハをしてたんですが、
そのついでに↑の呼吸を意識しながらFly Me To The Moonとか歌ったら、まぁ、オンチなのは大して変わらないけど、少し声量がアップしました!
あと、何より息も顎の動きもすごくラクで、気持ちよく歌えました♪
楽器を持つと指の動きとか楽器を支持する腕の動きとかも加わるので、ちょっと難しくなるけど、歌はとっても呼吸のイメージが掴みやすくお勧めです^^
お風呂で歌練再開しよっとw

PC操作もわりとラクになったので、さくさく書いてたら
エラく長い記事になっちゃいましたが(いつもの事か)w

自分用の記録としてだけでなく、役立つお話かと思うので、また次回のレッスンについてもレポ書きます~ノシ
by bumblebee221 | 2011-01-17 23:13